研究協議会

レポートの提出・アンケートのご協力ありがとうございました。

令和5年度の課題部会研究協議会は、一部リモート形式で行いました。


<全体会・講演会について>

 全体会では、尾﨑 あかり氏(日本合唱指揮者協会会員、札幌合唱連盟任命理事)から『歌いかたを教えるということ~「合唱指揮者」という仕事』と題してご講演をいただきました。

 合唱は音楽の学習のみならず、学級づくりや行事など、子どもたちの学校生活の中でも重要なものですが、「コロナ禍」により歌うことや息を合わせることを制限されてきました。本講演は合唱指揮のプロはどのように子どもたちに指導しているかについて講演いただき、学級担任として子どもたちにアプローチしていくスキルを身に付け、合唱指導を通じた集団づくりを目指したものです。

 部会員の先生方からは

・音楽の歌唱指導は大変有意義でした。明日の授業に生かすことのできる、そんな講話でした。

・講演会が大変勉強になりました。来年度も教科などにとらわれず、「集団」「チームづくり」といった視点でみんなで学べると有意義だと思いました。

といった感想が寄せられ、研究課題の達成に迫る講演だった一方、

・リモートの音声が聞き取りづらかった。ピアノの音もほとんど聞こえなかった。

・講師の方がせっかくお話ししてくださっていましたが、音声が聞き取りづらく資料をみながらなんとか理解していました。

といった、一部をリモートにしたことによる運営上の課題が上がりました。リモートによる移動時間の削減や、部会全体で同じ内容を共有できるなどの成果も踏まえ、今後の部会運営に活かしていきます。


<分科会・レポート交流について>

 今年度は昨年に引き続きレポートはGoogleDriveで共有し、レポート交流は集合形式で行いました。その中で

・みなさんで実際に集まって交流できる場が持てて、楽しかったですし、充実した時間になりました。レポートの交流という観点からだけでなく、仲間と顔を合わせられるというのはやはりいいものですね。

・顔を合わせ実際に体を動かしたりできたのは良かったです。

等意見が寄せられました。集合することで、集団でできる遊びなどをその場で行うことができ、より交流が深まりました。

 一方でグループでの交流については

・交流グループが事前にわかっていると、当日交流する際の資料の用意がよりスムーズかと思います。

・事前にグループのレポートに目を通しておくと話し合いの観点が明確になり、時間短縮になります。

など、GoogleDriveでレポートを共有していることを生かし、事前準備を綿密に行うことで、より議論を深められるだろう、という課題も見えてきました。


 たくさんのご意見、ご助言をいただき、見えてきた成果と課題を次年度の部会運営に生かしてまいります。ご協力ありがとうございました。

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